深雪おんがく教室ニュース

第6回豊田声楽コンクール審査

7月28日豊田市で行われた声楽コンクールの審査をしてまいりました。
幼児から始まり大学生、一般までたくさんの方の歌を聴かせていただくのはとても楽しい仕事でした。
まさに人間の成長段階を声で綴っていくようなもので、声の良し悪しやテクニック以外の目に見えない感動がありました。

コンクールとして感じたこととしては、声楽コンクールという趣旨を考えて、まずはしっかりと声をつくっていく練習をしてきていただくことが大事だと思います。与えられた課題に真摯に取り組むことから本当の個性は生まれてくるものと思います。
特別な振りつけや小道具は必要ありません。まず声で表現してください。

 今回から、中学生の部までの幼い声の方は課題曲となっています。
この年齢までに歌ってもらいたい歌が選ばれています。
この課題曲は今後も日本の歴史とともに生き続ける名曲です。
少しの間にもてはやされる歌謡曲ではありませんから、歴史的財産と思い大切に大切に歌って欲しいですね!