合唱をやっていますが、いつかソロが歌えるようになりますか?
残念ながら、NOです!
このことは多くの方が勘違いをしていると思われます。
合唱がソロより劣っているなんていう意味ではありません。
合唱はみんなで歌うことで、合唱団として一つの楽器とお考えください。
ソロは一人で楽器としてうたうことです。
楽器の種類を急に変えることはできないのと同じで、表現の目的も違うということです。
合唱をきっかけにして歌うことに興味を持ち始める方が多いのですが、
ソロを歌いたいならソロとしての勉強が必要です。
合唱経験のある中高生の方が声楽を始められることがほとんどなのですが、
ソロとしては少し遠回りをしてみえます。
多くの場合がみんなと声を合わせるためにたくさんの息を声に混ぜてみえます。
そうすると舞台で一人で歌った時には声が届きません。
息の音が多くて言葉も不明瞭、ブレスも短い・・・ということになります。
まず、一人で勝負するのだという意識改革が大事です。
それからソロとしてトレーニングしていくことが大切です。