重要!子供の歌の大切さ
就学前にピアノを習われる方が多いのですが、機会をみつけては幼稚園で習っている歌を歌っていただくことがあります。
それは、一曲聴くとさまざまなことがわかり、ピアノのレッスンの指導につながることが大変多いです。
その子の性格を知ることにつながるのです。
そして歌うことによって就学前にやっておきたい言語の訓練にもなります。
「かきくけこ」が「たちつてと」になったり、「さしすせそ」が「しゃしぃしゅしぇしょ」になったり、「たちつてと」が「ちゃちちゅちぇちょ」になったり。「らりるれろ」が「だでぃどぅでぇど」になったり・・・。
子供さんのタイプは様々ですが、幼児の時に直しておきたい言葉を歌うことで気が付かせることができます。
また、幼児語と言われる擬音で家庭内で話すことも、成長には遠回りしてしまうことがあります。できるだけ正しい言葉から言えるようにしていくことが良い教育です。
「いつ直したらいいのですか?」
「言うと子供が傷つくのではないかと・・・」
という質問をお母様から受けたことがありますが、お答えしたのは「気が付いたらすぐに直す」ということが大事だとお伝えしました。
なんでも放っておかないことです。
言葉をきちんと伝えることは生きていくうえで大切なことです。
自分の声にしっかり耳をかたむけていくことは小さいころに身につけていきたいことです。
音楽教育ではこれが音を聴くことにつながっていきます。
また、きちんと話せることで、子供たちは人と自信を持って話せるようになります。
コミュニケーション能力も高くなります。
歌は多くのことを教えてくれます!