よくあるご質問

ピアノレッスンのご質問

教材について(初心者の場合)

どんな教材を使いますか?
と聞かれることがあります。
はじめられる年数や、平仮名・カタカナ・数字は読み書きできるか?なども
考慮しないといけませんが。
バイエル・トンプソン・オルガン ピアノの本・バスティン・リトルコスモス・・・
今はものすごい数の楽譜がありますので迷われるのは当然かと思いますが、いろいろ使ってみて思うのは、どの教材でも100%ではないということです。
その子に今必要なことは何かをよく考え、バランスのとれた勉強のためには偏らないことです。
また使い方によってよい教材でも、偏りのある教材に変化していく危険があるということを思います。
ですから、大切な導入期時こそコーチのもとでしっかりと基礎を理解していくことが大切と考えます。
ある程度理解して簡単な曲をこなせるようになったところで、はやめにプレ・インベンションのようなバロック時代の複音楽に進んでもらいます。
これは、バロックをやるようになると、指のポジションが良くなり、左手の大切さを早い時期に認識できるようになります。本当によいお薬を処方してもらったようなものです。
あとはグルリット・ケーラー・ランゲ・ストリーボック・ブルクミュラー・・・など、子供のために書かれた曲をたくさん経験していくようにしています。

そして、導入期で大切なこと!
どぎつい色を使った派手な楽譜は子供は喜びますが、私は使用を避けています。
楽譜は白黒です。
自分で想像して、音に色をつけていくのも自分です。
想像力の豊かな子に育って欲しいのです。自分の頭の中で色づけできる子になってほしいのです。




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