★才能について思うこと
才能がありますか?
センスがありますか?
という質問をされることがありますが、答えはやってみないとわかりません。
初めから何かをもってるな?!と驚くこともありましたが・・・
その子の場合は楽譜の読めない時期から私が横で弾いたものを覚えてしまい、一度覚えたらほぼわすれることなく弾けるようになりました。また骨や筋肉の弱い時期から体をうまく使って音を出そうとしていました。
まず右手だけを全部覚え、次に左を覚え、両手合わせた時にはほぼ出来上がっているという状態でしたので、楽譜上は苦労しませんでした。
音色も綺麗なのでよくコンクールにも入賞しました。
でもそんな時期も、曲が大きくなったりもっと上を目指そうとするにはやはり楽譜をしっかり読んで努力なくしては無理になってきました。
本人も器用さばかりに頼っていてはいけないと実感してからは少しずつ楽譜に近づくようになりました。
まだ発達段階の子ですが、持っているものに頼りすぎず努力で勝ち取っていかないといけないことに気がつきましたので、これからが大切な時期だと思います。
センスは持っているものではなく磨くものです。いわゆるダサいと思われてしまうセンスは自分が見えていないのかもしれません。
私もそうならないように常にセンスを磨こうと思ってます!